同朋大学オンライン保育実習

保育士になりたい。保育のお仕事に興味がある学生さんに
アイン保育園のリアルな保育の様子を学んでいただきました。

アイン保育園では2022年6月9日「同朋大学・社会福祉学部・社会福祉学科」の
コロナ禍で保育実習に制限がある保育学生さんに「子どもとの接し方」や「なぜ自由保育なのか」
などを知っていただくため、 Zoomを使ったオンライン保育実習をリアルの保育実習に近い形で提供。
現役保育士が保育講座<オンライン>を実施しました!
園全体で主体的に考えて行動できることに価値をおき、いちばん愛される園になることを目標に、
子どもと共に成長する保育士の熱い思いを感じ取っていただけたのではないかと思います。

 

同朋大学で学ぶ、学生さんたちの学びの声

No.1

2年 Aさん

保育観察の中で、子ども同士のトラブルに対しての援助の仕方に興味をもちました。なるべく子どもたちで解決できるように見守り、自分の思いや相手の思いが上手に伝えられない場合に子どもから話を聞き、気持ちを共有すると学ぶことができました。 子ども主体の保育ということから、”やりたい”という子どもの意見や意欲を尊重し、どんな時でもやってみたいと思った時にやれるよう、環境を整えておくことが大切だと感じました。 子どもたちで流行しているおもちゃや遊びを取り入れ、ルールを共有し、考えることで友だちとの交流が深まると感じました。年齢によって保育室の環境が違ってくるが、好きな時に好きな遊びをし、ルールを守るということはどの年齢でも共通してあり、子ども主体の保育のメリットが多く学べて、今後の保育実習や就職の場で活かしていこうと思いました。

No.2

2年 Bさん

保育の現場を見させていただいて、子どもたちは何の指示がなくても、自分で遊びを選んで友達と遊んでいる姿があり、自分で決定する力を身に付けていると考えました。また、ランチルームへ移動する時も、進んで遊んでいたおもちゃを片付けている姿があり、すごいと感じました。保育者は、一人の子と話していても、しっかり周りの状況を理解し、かんかしてしまった子がいても最初は外から見守り、2人だけで解決することが出来なかったら、中に入りお互いの話を聞いていることが分かりました。したがって、最初から話を聞くのではなく、最初は見守り、2人だけで解決出来なかったら、誤解を解けるような声かけをすることが大切だと分かりました。保育見学では、年齢ごとに出来ることが違ってくるので、遊ぶ内容や保育環境もそれぞれ違ってくるということが分かり、個々に合わせた保育を行っていることが保育現場を見させていただいて分かりました。

2年 Cさん

自由保育を通して子ども自身が遊びを選び主体性や自己主張を身に付けることができると感じました。また、遊びのコーナーを保育室のなかで分けることで選択が増えて様々な体験をすることができると思いました。子どもと遊ぶのはもちろん一人一人に気を配り、かかわることで信頼関係や愛着形成を育むことができると感じました。子どもたちが主体性をもって行動することで、今日は何をしたいか、何をやってみたいかなどそこから環境を構成することで子どもたちが新しい体験をしてさらなる成長への支援をしていくことが大切だと感じた。

2年 Dさん

とても近い場所で子どもたちの様子を観察することができた。アイン保育園では、「自由保育」を中心にしていることが観察して感じた。受入人数は0才~5才まで、計103名と少ないが、少ないからこそ自分たちの時間を長く使うことができ、子どもたちはのびのびと活動できていた。LaQ (ラキュー)をしている子どもたちが多く、想像力がつくとともに、指先の発達が期待できることがわかった。保育室の中にたくさんの遊びがあり、やりたい遊びを自分のタイミングですることができるため自主性が身に付くように感じた。子どもたちの意見を大切にして、子どもたちがやりたい活動をしている保育園だった。

2年 Eさん

海外での自由な保育を日本で行い、子どものやりたいことを100%叶えていく中で、ルールを守ることも身につけさせていくという教育方針が現代に合った子どもを第一に考えたものであると感じた。保育園が園児にとってもう一つのお家になってほしいという考え方が凄く素敵だと感じ、また、そのための工夫がたくさん生活の中に組み込まれていることを学んだ。子どもの主体性を大切に、子どもの意思を尊重した関わり方が勉強になった。自然と関わることを体験させる、好きな遊びを思いっきりできるようサポートすることも大切だと感じた。今日学ばせて頂いたことを心にとめていきたい。 

2年 Fさん

喧嘩をしている子たちに気づき早めに声をかけるのではなく2人で解決できるか注意して見守ることで、子どもたちの成長に繋がることが改めてわかりすぐ声をかけなくても大丈夫だと考えた。子どもたちは互いの考えを伝えるということが難しいため解決できなかった時に落ち着かせ何故喧嘩をしてしまったのか聞くことが大切だと考える。子どもが苦手な食べ物がある場合には無理して食べさせるのではなく、食べ物について関心を高めたり、周りの友達に声をかけ「美味しい」と言っているよなどと声をかけて食べてみたいという考えにさせることが重要である。アットホームで第2の家だと言っていた通り、保育者が1人1人の子どもの性格を理解し、子どもたちを見守っているということがわかった。 

2年 Gさん

発達に応じた環境設定と子どもが主体的に活動できるような保育士の援助・取り組みがとても印象に残りました。全て保育士が援助したり決めたりするのではなく、一歳児からご飯の量は自分で決める、自分で遊びを決めて遊ぶといった主体性が育まれるような取り組みが子どもたちの自主性や自立性に繋がっていくと今回の研修を通じて思いました。また、子ども同士でケンカをしても保育士がすぐに仲介に入るのではなく、子ども同士で思いを伝え解決できるか見守るという姿勢が子どもの成長にとって重要だと学びました。このような発達に応じた保育士の関わり、0歳児クラスでの天井を低くし空間を狭く見せる工夫や遊ぶ場所が目で見てわかるようにするといった環境の設定が子どもの生活や遊びをより豊かにしていくことに繋がるとわかりました 。

3年 Hさん

子ども達の好きな遊びを好きな時に遊ぶ大切な日課と、給食の時間に1人ひとりのご飯の量を聞き、子ども自身が自分を知る1つの成長につながっていることをこの保育園観察を通して知ることができました。子ども自身が自分の意思・意見を述べ、保育者が尊重することも1つの大事な保育だと感じられました。育児担当保育では、子ども達が決められたルールを守りながらも、子どもが遊びたいこと、挑戦したいこと全てを受け入れ、100%叶えようとする行動や意識も保育者は必要であり、共に成長していくんだなと、保育見学を通して学ぶことができました。LaQ (ラキュー)という遊びがあることは初めて知り、その遊びで子どもはどのように成長できるのかを知りました。指先を使い、自分のイメージした物をそのまま形にして遊ぶことは、小学校に入ってもとても役立つ遊びだなと思いました。今回の授業で流れる日課の主な活動や育児担当保育の保育者の動きを実際に見ることができ新たな学びを得られました。

3年 Iさん

子どもたちが好きなことができるように環境を整えていることや、朝のあつまりで今日何をしたいか、明日何をしたいかを聞いているといったことから、「子ども主体の保育」というのを特に念頭に置いて保育をしているということが伝わってきました。また、廊下のイスの高さや長さ、給食の際の足置きの高さなど子どもに合わせている所が細かい所まで気をつけていることが素晴らしいと感じました。年齢ごとに保育室を変えるのではなく、同じような雰囲気、レイアウトにすることで子どもたちも安心して進級できるのではないかと思いました。 

3年 Jさん

子どもが主体性を持って行動する力は乳児のうちから身に付ける事が出来て、さらに幼児になるとグループ遊びやトラブル後の問題解決ができる力へつながるための援助の大切さを学びました。保育者が決めた事を行うのではなく、何をして遊びたいか、いつ昼食を取りたいかなど、子どものリズムや気持ちを尊重するための保育者の言葉ががけが重要であるため介入して援助を行うタイミングを見守る援助のタイミングの区別が取れるような力を身に付けたいと感じました。主体的な活動とはあそびだけではなく、子どもの行動一つ一つに関わっていることを学べたので、玩具だけでなく環境構成にもしっかり意識して子どもと関わりたいと思います。 

3年 Kさん

自分で決めることで、自己決定力を子どもが身につけられることはとても大切であることを学びました。子どもが好きな遊びを自由に楽しく行える空間を大切にしていて、その中で一人ひとりが伸び伸びと成長していることが分かりました。みんなで遊べるカードゲームだったり、頭や指先を使う遊びだったり、何かをつくる遊びなど、様々なおもちゃが設置されており、そこで沢山の経験を積み重ねていくことで、自然と知識につなげていくことができたり発達していくことが分かりました。保育者が子どもと一緒に成長をするという考えが、子どもにとっては居心地が良かったり、保育者と近い存在として関わっていけることを学びました。

 

 

 

 

 

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